無痛内視鏡で大腸ポリープを切除した話 【台湾】

みなさん日々の体調管理は万全ですか?

先日、台湾で内視鏡検査を受診した体験談をシェアします。

異国で医療機関を受診する時は言葉の問題が伴いますが、今回私は日本語が通じるクリニックにて受診しました。

また、クレカの海外旅行障害保険が適用され自己負担ゼロで受診できました。なんともラッキー。いや、身体的にはラッキーではないのですが。

海外で急に医療機関を受診する必要があった場合には、所持しているクレカの保険適用範囲を確認してみましょう。中には通訳などの便利なサービスがあったりします。

目次

逆流性食道炎と大腸ポリープ

台湾へ入国後、数週間経過したある日の朝、喉から食道あたりにかけて、痛み、というかヤケた感じ(強いお酒のストレートで飲んだ後のような感じ)がありました。

数年前から年に数回、そして数日前からは頻繁に感じていていましたが、その日はヤケ感がいつもより強めで、さすがに病院で診てもらいたいなと思ったのですが、日本へは当分戻れない。。。。ということで台湾で検査を受けることにしました。

内視鏡検査(胃と大腸)を受診し、結果として分かったのは、

逆流性食道炎と大腸ポリープ

逆流性食道炎については薬の処方、大腸ポリープは切除、となりました。

痛くない? 日本語は?

後述しますが、鎮痛剤(?)を使用する軽い睡眠状態(?)になっていたので痛みはありませんでした。眠りから覚めたら全て終わっていました。台湾の内視鏡検査はいわゆる「無痛」と聞いたので興味はありましたが、こんなにあっさり終わるんだ、という印象です。(日本での胃カメラ検査では苦しみもがいていたので)

さて、クリニック選びについてですが、「台湾 日本語 人間ドック 内視鏡」などのキーワードで検索すると、いくつかヒットしましたので、順番に電話をかけていきました。

日本語が通じるクリニックを選んだのは、細かいところまで日本語でやり取りしたいという理由からです。

数軒のクリニックに診察空き状況と金額を聞き、中でもサクサクとやり取りができたその中の一つの「輝雄診所」に予約を取りました。

(電話では日本語を話せるスタッフが受診内容を伝えてくれます。)

当日わかったのですが、このクリニックは、日系企業の定期検診を行っているようで、日本人らしき患者さんが数名いました。個人で人間ドックを受診する人もいるようです。

日本語を話せるスタッフが何名かいて、日本人もいますし、麻酔科医との問診では、通訳してくれました。院長らしき医師も日本語で少し話してくれます。

台湾人スタッフも親切ですし、日本と同じ感覚で、安心して受診することができました。

クレカ保険で自己負担ゼロ

助かったのは、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険が適用になったこと。

台湾の健康保険証は所持していますが、こちらのクリニックでは自己診療となるため、台湾の健康保険は適用できず、自費負担になる、とのことだったので、かなりの金額を覚悟しました。

しかし、予約の際に電話口のスタッフさんが旅行保険のことを一言添えてくれたおかげで、クレジットカード会社へ連絡し、自分にもクレカ付帯保険が適用されることが判明。

結果、自己負担ゼロ、となりました。

どのクリニックでも保険適用されるわけではないので予め確認が必要です。

まずクレジットカード会社に状況を知らせると、提携している損害保険会社に直接電話をするよう案内されます。その担当者に受診するクリニック名を伝えるとすぐに適用可能と返答もらえました。

高額な受診でしたので、自己負担ゼロというのはとっても助かりましたし、スタッフさんに感謝です。

クリニック側は、保険会社から送られてくる保険申請書類をファックスで受け取る必要があるので、診察の数日前にはクレジットカード会社と提携先の損害保険会社へ、保険適用申請について一報を入れた方が当日スムースな流れになります。

私のクレカ保険では、クリニックまでの往復の交通費(タクシーなど)も出るそうです。私は今回請求しませんでしたが、交通費が高額となった場合には、帰国後の請求のためにもレシートは保管しておいた方が良さそうですね。

当日の流れ

日帰り手術でした。予約→診察・施術→術後の問診、所要時間はトータル7時間でした。

(8時に受付を済ませてから、術後の問診と薬の処方を受ける15時まで)

持ち物は居留証、保険証、クレジットカード(海外旅行傷害保険を適用する場合)

流れは以下の通りです

問診票・クレカ付帯保険の申請用紙への記入 → 血圧測定 → 血液検査 → ピロリ菌検査(希望していないけれどやりました) →  医師から術式と麻酔のリスクについて説明を受ける(誓約書にサイン) →  下剤服用 → 着替え → 手術 → 着替え → 術後の問診 → 薬の処方と術後の注意点について説明を受ける

また予約の時点では以下のような、前日の注意点を伝えられます。

⭕️食べてOKのもの

おかゆ、パン、白い蒸しパン、麺類、ひき肉、魚の身の部分、薄い味付けのスープ

食べてはNGのもの

野菜、果物、乳製品、卵、きのこ、小魚、海藻

9時以降は絶食、適量の水はOK

きつかったのは食事制限

今回きつかったのは、術後の食事制限でした。

当日と翌日は水、蜂蜜水以外はNG。3日目からは、食物繊維を避けた食事(素うどん、おかゆetc)ならOKという指示をもらいましたが、心配性なので、固形物は4日目から摂りました。

体内にまだ癒えていない傷口があると考えると、食事するのも億劫になって痩せ細り、5日目には腹筋が割れてきました。(鍛えていたわけじゃないのに)

日常の食生活を取り戻したのは9日目以降でした。

総額の費用は?

今回かかった費用は、診察、検査、切除、術後の点滴2回で40,000元(薬代1000元含)。

日本円換算で約14.5万円です。しかしクレカの保険適用で自己負担ゼロとなったので本当にラッキーでした。

ちなみに日本で3割の保険適用の場合の平均は5万円位です。

台湾の健康保険証を所持しているなら、保険診療してくれるクリニックは他にあったかも知れませんが、言葉の壁が高く、今回のクリニック(自己診療)を選ぶことになりました。

また日本へ帰国してからという選択肢もありましたが、同僚からは台湾の医療は非常に進んでいるとアドバイスをもらったことがあることと、欧米からの留学帰りのドクターが多いとも言われていましたので、言葉の問題さえクリアできれば台湾のクリニックを受診することは何の心配もしていませんでした。

今回お世話になったクリニックはこちらです。↓ みなさんの選択肢が拡がって良い医療を受けられますように。

輝雄診所

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