[失敗談付] パイナップルの持ち帰り【台湾 | 生活】

台湾はフルーツ大国と言われるほど沢山の種類のフルーツがあります。中でもパイナップルやマンゴーは日本人には身近で有名で、とても甘く果汁がたっぷりジューシーなフルーツを楽しめます。

パイナップルは検疫できちんと検査・申告すれば日本への持ち込みが可能です。

参考

残念ながらマンゴーの持ち込みは、法律で禁じられているため、

お土産として個人で持ち込むことは出来ません。

この記事を読めば、パイナップルの持ち込み手順、諸費用、注意点が分かります。

こんな方にオススメの記事

お土産としてパイナップルを持ち帰りたい方

失敗談もあります

みなさんは同じ失敗をしないように、この記事が参考になれば幸いです。

目次

大まかな流れ

流れは以下の図の通りです。

以下、桃園空港第2ターミナル → 成田空港 を例にして説明します

 [事前準備] 検疫所へ電話して予約

出発前の忙しい時に手続きが終わらないと困りますので、必ず平日の開所時間に事前に電話して予約をしておきましょう(英語可)

第一ターミナルビル 03-3982268 / 03-3982264
第二ターミナルビル 03-3983371
出所:桃園空港HP

桃園空港の検疫所は、開所時間が限られていますが、事前連絡すれば24時間365日対応してくれます。

通常の開所時間:月曜から金曜(祝・休除く)8:30-12:30、13:00-17:00

当日までに準備するものは、

1.持ち帰るパイナップル全て
2.パスポート(もちろん)

 [当日] 出発地空港の検疫所へ

桃園空港の検疫所

桃園国際空港の第2ターミナル・1階南側、動植物檢疫辦公室に行きます。

到着ロビー南側にある飲食店・“港苑燒腊點心”の横に入口があります。

注意ポイント

検疫所があるのは到着フロア(2ターミナル1階)です。出国フロア(3階)ではないのでご注意ください。

受付時間外の場合

今回は帰国便が休日の早朝便で受付時間外であった為、事前に電話で予約をしました。

しかし予約時間に行くとドアに鍵が閉まっていたため、ドアに記載してあった番号に電話をかけると、「今から行きます」との返答。

時間にはルーズです。。

 [当日] パイナップル計量と申請書の作成

パイナップルの計量

動植物檢疫辦公室に入室したら、検疫官にパイナップルを持ち帰りたい旨を伝えパスポートを渡し、検査員の指示に従い、計量機にパイナップルをのせます。

申請書の作成

旅客或郵包寄遞動植物檢疫申請書を渡されるので必要事項を記入します。記載事項は以下の通りです。

・Date(申請日)
・Name(氏名)
・Address(住所)
・Passport Number(パスポートナンバー)
・Commodity(品名)
・Total Number(数量)
・Means of Conveyance(輸送方式)
・Country of Origin(出発地)
・Destination(目的地)
・Flight(ship) No. Or Name(搭乗便)

2021年5月現在の申請書です。記載例は参考までにとどめてください。赤枠箇所を記載して検査員に渡します。

 [当日] 検査証明書をもらう

検疫官による書類チェックとパイナップルの検査が終わったら、証明書、パスポート、手数料の払込票 の3つを受け取り終了です。

受け取った証明書は日本に入国時、植物検疫官に提出するので絶対に無くさないように注意してください。万が一、無くしてしまうと折角日本に持ち込んだのに没収されてしまいます。

 [当日] 手数料の支払い

資料作成にかかった手数料を当日中に銀行窓口にて支払いします。

今回は帰国便が早発便で、銀行窓口の営業開始前だったため、検疫官の方が代わりに支払いを行って下さるとの事だったので直接お金を渡しました。

証明書作成手数料は、NTD:100(約380円)

ポイント

10kg以下であれば検査料金は無料ですが、10kgを超えると申告価格の0.1%がかかります。
受付時間外でも対応はしてくれますがその場合は別途 時間外追加料金が発生します。料金については以下の写真を参照下さい。

 [到着後] 成田検疫所で合格証印をもらって持ち込み

日本に到着したら、受託手荷物受取場内にある植物検疫カウンターでパイナップル持込みの申告を行います。

その際、台湾で発行された証明書とパスポートを検疫官に手渡します。

MEMO

パイナップルを機内手荷物として持ち込んでおくと、受託手荷物を待っている間に、申告する事が出来るので時間を短縮できます。

持込が許可されると検疫官から検査合格証印を渡されるのでそれを受け取り、持込完了です。

失敗談(日曜出発は注意!)

手数料が高すぎた。。。

日本円に換算すると手数料だけで約4180円

今回は帰国便が日曜日の早朝発の便であった為、検疫所の開所時間外での手続きを依頼しました。

事前に電話連絡して当日早朝 6:30に検査の予約を行い時間外で検査と証明書の発行を行なってもらいました。

しかしここで初めて日曜日が追加料金の対象という事を知ることに。

資料作成料金(NTD:100)+ 時間外追加料金(NTD:1000)の合計1100元がかかってしまいました。

6個のパイナップルは合計1254円(1個 55元=209円)

まさかの手数料負け。。。

時間外追加料金について事前にきちんと調べていなかった為、意外と料金がかかることを知ったのでびっくりしてしまいました。

追加料金が発生する日時に出発する可能性がある方は、注意が必要です。

トータルのコストと相談の上、持ち帰るかどうか判断した方がいいと思います。

家族や知人にお土産として渡し美味しいと喜んで頂けたので、良い思い出になりました。

次回は、手数料が100元だけならば、持ち帰っても良いかなぁ、と考えています。

以上、参考になれば幸いです😊

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