今回は、台湾茶とノスタルジーな街並みを同時に楽しめてしまうお店 「南街得意」 を紹介します。
このお店へ台湾茶を飲みに行くメリットは3つ。
- 気軽に上質な空間で台湾茶を楽しめる
- ノスタルジックな街並みも楽しめる
- 食べた台湾スイーツを近くの問屋街で購入出来る
一石二鳥でお得な旅になりそうです。それぞれ見ていきましょう。
気軽に上質な空間で台湾茶を楽しめる
力まずに、でも上質な台湾茶の雰囲気を楽しみたい、という方にはおすすめなお店です。
値段は、280元(約1008円)(お茶請け、差し湯込)。
民藝埕という建物の2階にあります。茶器を取り扱う雑貨屋さんの店内を進むと「南街得意」のタペストリーがかかっています。階段を登って2階へ行きましょう。
広々とした空間に上品な調度品が目に入ってきます。通路を奥に進み、せっかくなので窓際に座って迪化街を見下ろしてみましょう。
茶葉を実際に香って(全18種)オーダーします。
台湾茶と言えば、半発酵させた茶葉を使用した烏龍茶、特に高山烏龍茶は有名ですが、完全に発酵させたものを使用した紅茶も飲みやすくてオススメよ、とのこと。最近は烏龍茶ばかり飲んでいたので、「蜜香紅茶」をオーダーしました。台湾茶を求めて行ったのに、台湾紅茶を飲んでしまいました。。。広義では台湾茶だからいいのかな。
来店時間は、平日の11:30-12:30、お客さんは私だけ。とってものんびりできました。週末は街全体が混雑するので、時間には余裕を持って行ってみてください。
待つこと5分。お茶請けと、差し湯とともに運ばれてきました。
スタッフが、丁寧に飲み方とお茶請けの内容を説明をしてくれました。
この地域は台湾の伝統的なお菓子屋さんが今も残っているいて、そのお店から仕入れているとのこと。大好きなパイナップルケーキも出てきました。
ノスタルジックな街並みも楽しめる
街全体がノスタルジックな雰囲気。1900年代初頭に建てられた建物も多く残っていて、その外観を見ながら散歩しているだけで趣を感じられます。
一方で最近では、内装をリノベーションした、カフェや雑貨のお店などが多くなってきました。
訪れたお店もその一つ。台湾の今と昔を同時に味わえる街は、この地域の特徴で旅程に入れたいですね。
食べた台湾スイーツを近くの問屋街で購入出来る
どのお菓子も、周辺のお店から仕入れていて、緑色のお菓子が美味しいと伝えたら、台湾では有名な緑豆から作るケーキだそうで、お店(李亭香餅舗というお店)や、他のおすすめスポットも地図にプロットしてくれました。 とっても親切!謝謝^ ^ 今日は時間がないので、別の機会に行ってみます。
問屋街で有名な地域ですので、お土産に最適なからすみやドライフルーツのお店などが周辺にあるのも、このお店を目当てに行くメリットの1つです。
ポイント
台湾の紅茶は元々、日本統治時代に三井財閥系の会社(現:日東紅茶)によって日本初の「紅茶」として製造された歴史があるようです。100年ほど前、私たちの曽祖父母や祖父母の時代にこの紅茶が生まれ、そして今、「物質的には豊かな時代」にそれを飲んでいる。
窓際に座れば、歴史ある迪化街を見下ろしながら、そうした時の流れを感じられます。心も豊かでありたいものです。
基本情報
南街得意(ナンジエダーイー)
住所 | 103台北市大同區迪化街一段67號 2F |
電話 | 02-2552-1367 |
営業時間 | 11:00 – 19:00 |
HP/FB | 店舗Face Book |
(投稿時点の情報です。来店前には必ず最新情報を確認して下さい)
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